わたしの日記

40代のフツーのおばちゃんの日記

ファストフード店にて

今日も37度超え。

お昼を作る気にどうしてもなれなくて、某ファストフード店でテイクアウトをオットに頼んだ。

で、届いたものを見たら娘の頼んだナゲットがない。レシートに打たれていたから、入れるの忘れられちゃったんだねー、まあ、あるよね、そういうこと。

お店に電話で事情を話すと、持参しますと言ってくれるが、取りに伺うと伝えて店に行った。

で、問題はここからだ。

午後3時過ぎ、スーパー内にあるその店の前には、ひとりオーダー中の人がいて、次はわたしの番だった。忙しい時間帯のピークを超えたのか、レジは一つしか開いてなかった。線の細い色の白い大学生と思わしき男の子が対応している。混んでなくてよかったーと思いながら、件のレシートを握り締め、一歩出ようと思ったそのとき、スーパーのカートを押した50代半ばの男性がえーっと、このセットととコレをとと注文始めた。

おいおいおい、おっさん、わたしの番だぞ!ソーシャルディスタンスとってたからまさか並んでるって気付かなかったのか?でも、それはないでしょーと思い男の子の顔を見るが、下を向いてオーダーに対応している。

あ、あれ?わたしが並んでるの、誰の目にも入らなかった…?

いや、わたしの後ろにも並んでる人いるってことは、やっぱりわたしは並んでるよな…?

割込みか。

声を出そうとして、抑えた。この年代の男性は面倒くさいし、なによりこわいと思ったから。もし、声かけても逆ギレされるだろうと予感したなら。

なんだろう、たぶん、女子どもが目に入らないんだよ。もし、ここにいるのが夫だったら、おっさんは横入りしなかっただろう。入ったところで、見た目のイカツイ夫がオイと言ったら退くだろう。

そんな連想が働くほど、横柄な態度が板についていた。

あー、おっさんが男であることの特権にあぐらかいてきたタイプだよな。と思った。腹が立った。声かけられない自分に。

でも、たぶん、レジの子もわたしの後ろに並んでいた女の人も、面倒だからやり過ごすことに決めたんだろうな、と思った。

わたしがそうしたように。

でも、おっさんは自分が優遇されてることに気づいていない。そんな風に生きてきたんだろう。

そして、女性専用車両やレディースデイに文句を言うだろう。自分が見ずに切り捨ててきた女子どもがわかりやすく下駄を履かせてもらうことに軽蔑のまなこを向けるだろう。

そんなことまで連想してしまう。

行き場のない思い。

娘が大人になる時までには、この手のおっさんが社会から退場してくれていますように。